雑草の話37「雑草の観察会」

ずっと雑草のことをあれこれと言い続けていたら、雑草観察会のお話を頂き、無事に開催することができました。

考えていること

少し補足すると、現在、雑草のこと=『雑草計画』というタイトルで、Facebookページ、ホームページ、Twitterを運営しています。

その中で主な活動を以下の4つに整理してあります。
それは、「管理」、「活用」、「教育」、そして「!?(ひらめき)」です。

詳細はこのホームページに掲載してあるので省きますが、雑草を様々な分野の方達と多面的に捉えていきたいと考えていました。そんな中で頂いたお話でした。
今回の分野は「教育」になると思います。

観察会

舞台は宮城県山元町で、参加者はNPO法人ポラリスのメンバーのみなさんでした。
埼玉から定期的に山元町を訪れている向井さんからのご紹介でした。

実は、観察場所にどんな雑草があるか気になり、事前に下見をしていました。
また、口頭では、どれがどの雑草か上手く伝わらないと考えて、雑草や花の写真をA4の紙に印刷・ラミネートしたものを準備しました。下の写真がそれです。

使用した写真は、日頃、散歩をしながら撮影していたものでした。それが、今回は役立ちました。
雑草の花は、種類の判別に役立つのでできるだけ多く掲載しました。

あとは、念のため雑草図鑑を用意しました。
雑草の名前を完全に覚えていなくても、科などから絞り込めるためです。

正直なところ、名前がすぐに浮かばない雑草がたくさんあります。
特に、イネ科やカヤツリグサ科はかなり難解です。

また、畑や水田に生える雑草ならともかく、山林の近くや浜の方など農耕地から離れていたりすると、よく分からない雑草の比率がぐっと高まります。
‥と、雑草の名前がよく分からないことを長めに書いてみました(雑草の名前を聞かれると結構ドキドキします)。

ただ、観察当日は大体、見た顔の雑草ばかりでひと安心でした。
参加して頂いた皆さんには、自作した雑草の写真を見てもらいながら、雑草観察をしてもらい、無事終了となりました。

改めて貴重な場を提供して頂いた向井さん、ありがとうございました!
また、今回の試みがきっかけとなり、新たな雑草観察会も開催できるかもしれません。

このように発信をすることで、物事が確実に前進していることを実感しています。

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