雑草のはなし38「雑草から派生したこと」

日々、色々と考えてはいるのですが、思うように動けていない面があってもどかしかったりします。
それでも、ぼんやりとした方向性が見えてきました。

今、考えていること

とりあえず、今の頭に浮かぶことに近い写真を見てイメージを膨らませつつ、頭を整理していこうと思います。雑草と、雑草から派生した話となります。

先日、地域を巡る機会があったのですが、あちこちで草刈りをしていました。
山手の方では、ハチの巣がありそうな場所もあったので、無事に終わってくれたらと思いながら見ていました。

同時に、雑草管理は毎年行うことだし、立派な「しごと」になることを感じました。
幸か不幸か日本は豊かで、雑草は刈っても刈っても伸びてきます。

一見、キレイな農村の風景も実は人が管理することで成り立っていることは記憶しておいていいかと思います。ちょっと手を抜くとすぐに荒れ地になります。

‥ということで、『雑草管理』という分野は引き続き地域の仕事づくりと連動させていくことになりそうです。

ただ、伸びたから刈るでは体がもたないので、例えば、涼しくなった秋とか、雑草が大きく育つまえの春に管理すること、除草剤や成長抑制剤(伸びるのを押さえる)も上手に活用することが大事だろうと思っています。

次に、雑草から少し発展して山の話に移ります。
『山の資源の活用』です。

たまたまご縁があり、東京ドームよりも広い山が自由に活用できそうなので、何ができるかをずっと考えていました。まっ先に思い付いたのが、山に生えている植物(=資源)の活用でした。

キイチゴやたくさんの苗が生えています。

まだ山の奥に何があるかは探検していないのですが、かなりの植物がありそうです。

雑草そのもの

後は、『雑草の活用』です。
カヤツリグサ科の雑草を芝生みたいに緑化植物として使えないかと事務所の軒先で栽培していました。

結構、暑さや刈込にも強いこと、個体によって育ち方がかなり違うことなどが分かりました。
もっと本格的に植物探索をして、大量に育てていけば面白い個体が見つかりそうな気がしています。

コケ

それから、『コケ』です。
まだ関わってからの日は浅いのですが、面白いことに繋がる気がしています。勘のようなものです。
幸いにも、コケの専門家とご縁があるので、今後の展開を考えながら動き始めました。

「コケラボ」として活動を行うべく、サイトの立ち上げや商標登録を行いました。
また、補助金にも採択されたので、施設の改修を行っていきます。

動画と写真

最後に、『動画』と『写真』です。
自分が草刈りをする際にどんな雑草を中心に刈っているかとか(全部を刈らずに、意図的に刈っています)、普段、どんな目線で雑草を見ているかを動画にしても面白いかなと考えていました。

後、定期的に足元の写真撮影をしているので、図鑑というよりは、読み物的な雑草の写真集や冊子を作れたらと思っています。

雑草+αの世界は本当にお金がかかりません。
大事なことは視点と発想です。

それだけに、自分1人だと視野に限界もあるので、興味をもってくれた方々と少しずつ具体化、かたちにしていきたいと思っています。以上、思い付くままに書いてみました。

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