雑草のはなし26「雑草を刈る」

庭の手入れ

事務所の草刈りが終わりました。
暑いとか寒いとか適当な理由を付けているうちに、庭はまっ茶色になっていました。

でも、全てが枯れている訳ではなくて、既に春の雑草(カラスノエンドウやホトケノザなど)が枯草の根元にたくさん生えていました。まずは、枯れたヨモギやセイタカアワダチソウの地上部を刈りました。

頑丈な茎を鎌で刈り取ったのですが、草刈りというよりも、柴刈りという気分でした。ただ、この時期は虫も少ないし枯れている分、サクッと切れるので作業としては快調でした(それでも、肩は痛くなりそうですが‥)。
昔ならば、刈った後の草を家の屋根などに再利用したと思うのですが、今はただのゴミになってしまいます。

手先が器用ならば、犬やネコの家くらいは作れそうな気がするのですが、不器用なので、諦めました。そんな刈り取り作業を終えると、庭はだいぶさっぱりしました。ようやく、気になっていた案件を終わらせることができました。

もうひと手間

あと数か月もすれば春雑草の小さな芽が一気に大きく育ち、一面中雑草だらけとなることは確実なので、除草剤を処理しました。雑草が大きく育ってからの除草剤処理よりも、断然、小さいうちが効果的です。

使用した除草剤は、よくホームセンターで見かける全てを枯らす(非選択性)ものではなくて、特定の雑草だけを枯らす選択制の除草剤を使用しました。ただ、今回使用した薬剤はイネ科に対する除草効果が低いので、いずれイネ科対策をすることになります。

除草剤には様々な種類があるので、用途に応じて使用すると、自分の理想とする雑草の状態にすることが可能です。
繰り返しとなりますが、雑草管理は雑草が目立ち始める夏前にするよりも、まだ芽生えの冬のうちに管理をする方が断然楽です。

まだ1月、春はもう少し先ですが、ちょっとした手間で雑草の生育状況は大きく変わってきます。

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