コケ栽培3「同時進行で」

春!

4月になり、東北・宮城もだいぶ暖かくなってきました。
今年は桜の開花が早く既に満開で、一部が散り始めています。作業をしたり、山を散策するのにちょうど良い季節となりました。

最近はコケを軸に色々なことをしていました。進んでいること、もう少しかかることなど織り交ぜながらの毎日です。

山の探索

ありがたいことに、広大な山林でコケを採取できる環境です。自らの足で木の下や陰を探したりしていました。

当初思っていたよりもコケの埋蔵量が多く、自然破壊にならない程度の採取でも必要な量が確保できそうです。もちろん、有限であることには変わりないので、栽培の方も進めていきます。

現在、採取してきたヤマゴケ(ホソバオキナゴケ、アラハシラガゴケ)を室内で管理しながら、安定させる作業をしています。管理といっても、ゴミを取り除き、たまに水を与える程度です。

その他、シノブゴケに、オオスギゴケとオオシッポゴケ(恐らく)も採取してきました。同じく、ゴミを取り除き管理していきますが、ちょっと手をかけるだけで格段にキレイになりました。そして、これからも山歩きは続きます。

温室での栽培

栽培はちょっと遅れ気味でした。室内での育成は先行して進めていたので、観察した結果を上手く反映させたいと思います。

栽培に必要な備品(カゴ、土など)は一通り揃ったので、後はどのコケを重点的に増やすかを考えつつ体を動かせばいい状態になっています。

商品化に向けて

コケのことを学ぶ過程で、コケは強いようで繊細なことが分かってきました。その辺は雑草も同じで、一見、強いようですがそれは環境が合っているという条件付きなので、コケも同じようです。

その辺の特性は、「生き物らしさ」とも言えそうで、結局は光や水など何に対しても万能ではなく、ちゃんとした管理が必要なことを教えてくれます。

これから、鑑賞という人間の都合でガラス容器を使用するのですが、容器の選定はようやく終わりました。これから、候補となるガラス容器に、実際にコケを植え付ける予定です。そして、生育を観察していきます。

植えてすぐ出荷のようなかたちもできなくはないのですが、ある程度の品質は維持したいので、少し時間をかけていくつもりです。

空間づくり

ホームページや、店舗というか実験室的な空間の整備を進めています。まだふわっとした構想段階ですが、単に販売をするだけでなく、コケなどの部品を組み合わせて、訪れた人が自由に創作する場にしたいと考えています。

山や海から採取してきた貝、流木、石、ツルなど(拾ってきたもの)が商品となり、そこに古いモノをちょっと組み合わせてみたいと考えています。

古本も置いてみたい、花も活けたい、木の苗も育てたい‥などなど考えているところです。箕(み)も展示・活用予定です。こちらの箕は鹿児島の職人さんが制作したもので、山の素材で作られているので、コケなど山のモノとの相性がすごくよいです。

とにかく、足元に転がっているモノに光を当ててみたい、価値を見出せたらと考えています。

様々な分野の人と

以上、ざっと思い付くままに書いてみました。まだまだ粗削りな部分がありますが、全てひとりで進めるのではなく、様々な分野の方と創り上げていけたらと考えています。

幸いにも、山林以外に、広大な農地と建物、海も近いので、最低限必要なモノは揃います。あとは、「ひと」次第だと思っています。

■0⇒1を創ってみたい方
■あそびを大切にしている方
■多面的な見方ができる方

などであれば、きっと楽しくご一緒できると思います(興味あれば、気軽にお問合せください)。そんな出会いを楽しみにしつつ、今、できることを進めています。

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