雑草のはなし24「冊子づくり」
だいぶ投稿の間隔が空いてしまいました‥。
ここ最近は採取した雑草を育てながら、外出するたびに足元を撮影していました。
冊子づくり
自主文化事業として、『どんぐり博物館』という(紙面に建設された博物館という体裁)企画を運営していて、過去に雑草の展示を行ったのですが、また新たな展示をしようと思っての撮影です。
別に図鑑を作る訳じゃないので、硬質な写真ばかりではなく、風景の中に溶け込む雑草だったり、電子レンジで作る即席植物標本(過去に紹介済み)を展示しようと思っていました。
誰もが当たり前に(無意識で)見ている雑草ですが、意識して観察すると、とてもキレイな瞬間があったり、花や葉、種子の造形に心惹かれることがたくさんあります。美術館だけに美しいものがある訳ではなくて、実は足元にすごく美しいものがあることを気付かせてくれます。だから、次の展示では足元の美(やや大げさですが)にも触れられたらと思っています。
今のところ、
・雑草(イタドリ)を食べるまでのこと ※冊子化済み
・即席植物標本の作り方 ※冊子化済み
・雑草と風景
・雑草計画の試み
・雑草栽培日記
こんな企画・展示を考えています。
視点
邪魔なもの、価値が無い(と思われている)、役立たない(とされている)と考えられている雑草に新たな視点をいくつか加えて、面白さを伝えたいと思っています。そして、展示物の雑草は全て無料で、後は自分の手間だけで成り立っているので、これほど安上がりな企画は無いと思います。
もちろん、これまでの実験や読書の蓄積があってこその視点、整理、展示なのですが、これまた自分の手間の範疇になっています。そんな訳で、ぼちぼち展示を進めていくつもりです。
ちなみに、どんぐり博物館では随時、学芸員を募集中です!
気軽にお問合せください。