コケ栽培6「見える化」
ここ数か月
予定通り進んでいること、ちょっと先延ばしになっていること、全く進んでいないことが混在しているここ最近でした。
それでも、コツコツと作業をしたり、本を読んで勉強したり、実物で起こるあれこれ(コケが虫に食べられたり、病気が発生したり)に直面しながら行動していました。
進んだこと
新たに「コケラボ」というホームページを開設しました。
ラボ=研究所、実験室ということで、今の活動をそのまま反映させました。
同時に、2021年6月に「コケラボ」を商標出願しました。審査結果は恐らく1年くらい先になりますが、先を見据えて動いてみました。ホームページは、写真、文章とも更新中です。
さらに、名刺大のカードを作りました。
講座の開催
それから、2021年10月5日に山元支援学校(宮城県山元町)の生徒さん向けにコケの植え付け講座をオンラインで開催しました。
山元町で採取したコケをピンセットで1本、1本植えてもらいました。
普段、あまりない体験だったと思いますが、丁寧に作業をしてもらいました。
講座前に、必要なコケを採取したり、1人用に小分けするなどの準備をしました。
新聞掲載
2021年10月6日の読売新聞・宮城版にコケの活用についての記事を掲載して頂きました。
元々、コケについての構想は2016年頃から抱いていたものの、本を買ってただ眺めているだけでした。
その後、身近なところから採取したコケを陶器やジャム瓶に植えてみたものの、ことごとく失敗していました。今思えば、全然ダメな育て方をしていたのですが、当時はそこまで分かりませんでした。
その後、ツイッターのご縁で鎌倉・苔むすびの園田さんと出会い、コケのことを改めて学ぶことになりました。さらに、山元町のおひさま村農園の鈴木さんと出会い、所有されている山に自生しているコケの活用を考えることになりました。
構想4年で、実施は10ヶ月という感じですが、常に頭の片隅に置いてたおかげで、ちょっとずつ具体化されている感じです。試作品も作っています。
現在、準備中ですが、間もなく山元町内で実際にコケを見てもらえることになりそうです。既に、棚を用意してもらいました。その辺は、また進み次第、紹介していきたいと思います。